自信がついてくる!「自尊心・自己肯定感」を高める方法

メンタルのカウンセリング

「自尊心・自己肯定感」などはメンタル面の領域です。いわゆる「こころの問題」ということで、こうした問題のカウンセリングは主に臨床心理士が行っています。


臨床心理士というのは、こころの問題から、身体の異常、生活上の問題などを起こしている人を、投薬を行なう病院の精神科とは違って、心理学的方法によってサポートする専門職のことです。カウンセラー、セラピストとも呼ばれます。


複雑化する一方の現代社会においてストレスも多くなっています。そんなことから今まで以上に必要とされています。


ポイントは1対1のカウンセリングをする点で、ひとりの患者としっかり向き合い、各人の人生経験、人間性を重視し、相手を一定の枠にはめ込みません。実際には病院の心療内科、精神科にもおり、児童相談所、少年院、家庭裁判所、刑務所など司法施設にもいます。また、障害児福祉施設や老人福祉施設などの福祉分野にもいます。


ここでまず臨床心理士について説明したのは、特定の人を対象としない文面での説明ですから、誰にでも当てはまるということではないからです。この点を理解しておいてください。そのうえで「自尊心・自己肯定感」について進めていきます。


さて「自尊心」です。よく聞く言葉ですが、自尊心とは、自分の人格を大事にする気持ちのことです。自分の思想、発言等にも自信を持っていて、他からの干渉は排除しようとします。英語の「プライド」もそうした意味合いがありますが、こちらは「誇り」かもしれませんね。心理学的には、自分に対して肯定的な態度ということで、「自己肯定感」とは大きな関連があります。ちょっと悪く表現すると「自惚れ」とも取られます。